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市民歴史講座「寺子屋吉岡・春期特別公開講座」開催しました。

講座タイトル:「知られざる大森・木下のキリスト教の歴史」

講師:山口 陽一氏 (東京基督教大学 学長)


3月23日(日)中央公民館にて多くの市民の方々に参加いただき開催しました。

講師としてお迎えした山口 陽一先生は印西市にある東京基督教大学の学長職を勤められるとともに、日本キリスト教史、実践神学を主に研究され、数多くの著作や研究論文を発表され、さらに2006年に「千葉県キリスト教史研究会」を立ち上げ以来、地域に残るキリスト教宣教の足跡を掘り起こす調査研究に携わってこられました。

特に印西市をはじめ千葉県北総地域には、幕末から明治維新以降日本の近代化の流れに沿うように、キリスト教各会派がそれぞれの地域で布教活動を盛んに行っていたことが、講座の中で説明されました。河岸問屋「吉岡家」でも、明治25年ロシア正教宣教師ニコライが信徒であった吉岡ふさ(ダリア吉岡)を訪ね、イコンや「教の鑑」贈呈の約束がありました。

歴史の流れの中で埋もれつつある異文化であったキリスト教の伝来の歴史について<下総・印西はキリスト教の先駆地>であったことが明らかになりさらに興味が深くなった講座でした。(ケーブルTVらーばんねっと及びケーブルネット296で一部放映予定)





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