市民歴史講座「寺子屋吉岡」第六回(今年度最終回)は、石岡市教育委員会文化振興課文化財担当 竹内 智晴氏による「常陸府中域を支えた霞ヶ浦水運」と題した講座を、令和6年11月17日(日)に吉岡まちかど博物館2階で行いました。
霞ヶ浦は琵琶湖に次いで二番目の大きさの湖沼で、その北部の入り江の奥が常陸府中域(現在の石岡市)で古く常陸国府があった地域です。その霞ヶ浦に面する高浜地区は国府の外港として発展、「常陸風土記」にも記載があり中世から人とモノが盛んに行き来した歴史がありました。江戸時代に入ると高浜河岸として、霞ヶ浦から利根川を経て江戸への物資の積み出しの拠点として発展したとのことです。
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